物事を言葉通りに受け取ってしまう
発達障がいの方の結婚を応援する、結婚相談所ストーリアです。
発達障がいの方は、全般的に、物事を言葉通りに受け取ってしまう傾向にあります。
たとえばLINEにハートマークがついていた場合、相手は自分のことが好きなんだ、と思い込んでしまうことがあります。
女性でハートマークを多用する方はかなりの割合でいます。
普通のなんでもない男性の友達にもハートマークを使うのです。
だから、LINRにハートマークが付いていたとしても、慎重に進めるようにしましょう。
発達障がいの方の場合、自分の世界に入り込んでしまう傾向にあるので、一度お相手が自分に気がある、と思い込むと、そのまま突き進んでしまうのです。
その結果、お相手の気持ちに気付けなくなり、自滅してしまうことになりかねません。
恋愛に押しは必要ですが、お相手の出方を見ながら押すようにしましょう。
自分のLINEに頻繁に返してくれているか、デートの誘いには乗ってくれるか、言葉ではなく、行動を見るのが効果的です。
自分の世界に入り込んでしまうと、妄想が広がっていきます。
お相手とのデート、結婚生活、その先のことまでどんどん想像力が広がり、尽きることがありません。
また、お相手に対しても幻想を抱きがちです。
お相手のいいところだけを見て、「こんな人だろう」「あんな人だろう」と想像してしまい、ますます好きになってしまうのです。
お相手の方は、自分のいいところだけ見られて膨らませられても困ってしまいます。
お相手の方にも欠点はあります。結婚につなげるには、その欠点も含めて見ていかなければならないのです。
自分の混乱を防ぐためにも、お相手の方にはなるべく正直になんでも話してくれるようにお願いしておくのも一つの手です。できれば具体的に、はっきりと伝えてくれるように頼んでおきましょう。
「自分のことは、言わなくても察してほしい」と考えてしまうのが定型発達の方です。
だから、お付き合いが進んだら、お相手のことをすべてわかってあげられなくても、好きな気持ちには変わりがないということを伝えておきましょう。
伝わっていないとお相手から感じられたら、その都度言ってもらうのも必要なことです。
伝わらないままお互いに会話を進めてしまうと、思わぬ誤解を生じかねません。
あとは小さな言動ひとつだけで自分の世界に入ってしまわないように気をつけましょう。
お相手の言動を総合的に判断しながら、相互にコミュニケーションを取って、婚活を進めていくことが大事です。