ASDで人見知りな人は

2025年06月15日(日)4:56 PM

発達障がいの方の強い味方になれる結婚相談所STORIAです。

ASDの方で多いのが、初対面だとうまく話せないというお悩みです。

相手がどう思っているのかわからないため、危険を避けようとして押し黙ってしまいます。

 

お見合いは初対面同士の会話。

何も話せないで終わってしまっては、何のためのお見合いかわかりません。

 

初対面でなかなかうまく話せないという方は、極度に緊張しています。

これまで失敗してきたことや、変に思われてしまったトラウマが、自然と頭を駆け巡り、うまく話せなくなってしまうのです。

 

大勢の中にいるときは、あまり話せていなくてもそんなに目立ちません。

でもお見合いやデートの時には、コミュニケーションを取っていかなければ始まりません。

 

それを克服するコツは、思い切って自分から話しかけることです。

話しかける内容は、天気の話で構いません。「暑くなりましたね」「寒くなってきましたね」「今日は過ごしやすいですね」など、二人に何ら関係のない事実をそのまま述べれば良いのです。

 

そうすることで、お相手は、「この人と話をしていいんだな」と自然に思います。

次はお相手の方から話しかけてくれるはずです。

 

初対面の人に話す事柄を決めておくのも良い方法です。

「何人兄弟ですか?」「夏と冬、どっちが好きですか?」「好きな食べ物は何ですか?」

など、当たり障りのない会話はたくさんあります。

 

お見合いでしたら、お相手のプロフィールを読んで、趣味や仕事について、改めて聞くことができます。

一度聞いたことをまた聞いてしまっても構いません。「さっきも聞きましたよね。なんだか緊張してしまって」と笑顔で言えば、その場も和みます。

 

お見合いでは、深い話をする必要はありません。プロフィールに書いてあるようなことを、さらっとおさらいする程度で構わないのです。

 

次のデートの時には、気持ちも少しうちとけて、徐々に深い話になっていくことでしょう。

ASDの方は、慣れた方とは会話が弾むということが多いです。

お互いに共通の話題を探っていきながら、会話を楽しんでいきましょう。


  |  

その他ブログ

    • カテゴリーなし

過去の記事

▲TOPへ戻る